【「ぶんぶん通信」 上映 with トミタタカフミ&YOSHIE LIVE☆ 5/30(SAT)】


<LOTUSROOTSのイベントです。こちらでもお知らせします。
 祝島の事がよくわかります。>

鎌仲ひとみ監督最新作、「ミツバチの羽音と地球の回転」(http://888earth.net/)のレポートである
「ぶんぶん通信 no.1」の上映とトミタタカフミのトーク、
シンガーYOSHIEさんのライブと盛りだくさんのピース・イベントを企画しました☆

YOSHIEさんはWorld Peace and Prayer Day 2004 JAPANの事務局長を務め、
鎌仲監督や六ヶ所村、祝島との縁も深いシンガーで、最新CD「まなざしの先に」を発表したばかり。
天からの授かりもの、うた・ことたま の世界には全国に多くのファンを持つ。

ぜひこの機会に最新の鎌仲作品と、トミタタカフミ&YOSHIE という
豪華ゲストのメッセージに触れにきてくださいね〜

日時:2009年5月30日(土) 17:00 会場 17:30 スタート
場所: LOTUSROOTS 大阪市北区西天満3丁目3−4
参加費: 前売 1500 + 500(ドリンク代) 当日 2000 + 500(ドリンク代)
ご予約は: LOTUSROOTS  06-6131-1553  info@lotusroots.org


YOSHIE プロフィール
1985年オーストラリアへ、1988年、アメリカへ。
先住民の抱える問題や、知恵、価値観などを知る。このことがその後の人生に大きく影響を与える。
1992年帰国。
2002年2人の子供達と共に、東京から長野県伊那市に生活の基盤を移す。 その半年後から歌を授かりはじめる。
2003年シンガー/ソングライターとして活動を始める。
2004年WPPD(世界平和と祈りの日)の実行委員長をつとめる。
2005年〜
各地でのライヴは年間30回ほど行われている。80曲ほどのオリジナル曲の中からその時の空気や、その瞬間思いを寄せていることによって選曲している。
また、各地で"ウーマンズ.ティーピー"と呼ばれる女性の集いを開催し、心の中をシェアーしたり、うたう事を通じてイラクやチベットなどの子供たちを支援する活動を続けている。

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私の思い

"日々の生活の中には様々な思いがわき起こります。
 美しいものを見たり、おいしいものを食べたり、すてきな香りがただよったり。
私を取り巻くすてきな人たち。
  優しく私を支えてくれている人たちの存在と新たな出会い。
 そんな日常の中でのこころの揺れは、歌になってわたしの元へ届きます。
 私はそれらの歌をただただうたっています。
 歌を通した私の中の風景と、
歌を聴いてくださった方の中の風景は 多分同じではないんだけれど、
何かが響き合うんだと思う。
 そして、そんな瞬間、私はすごく幸せにつつまれたり、
涙がわき上がってうたう事ができなくなったり。
 私は、たぶんそんな響き合う瞬間のためにうたっているのかもしれません。" 
...Yoshie ...

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トミタタカフミ:
【プロフィール】
冨田貴史(トミタタカフミ)
音楽アーティストのマネージャー、専門学校講師を経て、2003年、イラク戦争を機に平和や地球環境に取り組むことを始める。2006年からは、核というテーマを通じて生き方を問うドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」「ホピの予言2004年版」の上映会や、核、エネルギー、お金、時間などをテーマにした勉強会やワークショップを、全国各地の仲間たちと年間200〜300本ペースで行ない続けている。映画「ミツバチの羽音と地球の回転」製作スタッフ。京都市在住。

【メッセージ】

2007年11月に山口県光市在住の有志によって、同県南東部に位置する上関町の離島・祝島で「六ヶ所村ラプソディー」の上映会が企画されました。人口400人にも満たない小さな島の公民館に100人近くの島民の方々が集まり、貴重な交流の場が実現しました。この日初めて祝島を訪ねた鎌仲さんと僕は、1300年以上続いてきた伝統的な行事「お種戻し」や「神舞」についての話を伺い、それらの伝統を途絶えることなく受け継いできた島の暮らしの一端に触れることが出来ました。そこにある暮らしは、島にあるものでやっていくという「足るを知る心」と、自然の循環の中で生きているというリアリティがごく当たり前のこととして根付いているあり方でした。

また一方で、この祝島から4km弱の対岸である長島の"田ノ浦"では、新しい原発(上関原発)の建設計画が進められようとしています。計画が持ち上がった27年前から一貫して反対の意思表示をし続けている祝島島民の生活、そして、"瀬戸内の原風景"とも言われる美しい海と多様な生態系が、危機にさらされています。1000年以上もの間続けられてきた持続可能な暮らしは今、大量生産と大量消費の象徴とも言える原子力産業によって、押しつぶされようとしています。

「島に暮らす人びとは今、いったい何を奪われようとしてるのか」が、そのまま「私は今、いったい何を失おうとしているのか」というメッセージに聞こえてきてなりません。そして、祝島という離島で起こっている現実を見据えることは、日本という島で生きている私たちの今と未来を見つめることに直結する、と感じています。


著作「わたしにつながるいのちのために」 
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