◆◆◆DAYS JAPAN 関西サポーターズクラブ設立5周年記念イベント◆◆◆
◆◆◆「環境から考えるくらしと電気エネルギー◆◆◆


写真誌DAYS JAPAN 2009年11月号で
山口県・祝島の上関原子力発電所建設を拒否する人々の
フォトルポルタージュが掲載されました。

上関原発は日本で初めて内海に建設が予定されている原子力発電所です。
この問題は山口県と中国電力の問題だけではなく、
瀬戸内で暮らす瀬戸内沿岸すべての住民の問題であると同時に、
地方と都市部の抱えるエネルギー問題そのものと言えます。

近年、地球温暖化対策の一環として
原子力発電こそライフサイクル全体で最もCO2 の排出量が少ないと喧伝され、
政府も原子力発電を推進しようとしています。
今回私たちは、暮らしと電気エネルギーを
環境への影響という視点から学ぼうと思います。

講師として、
原子力発電所のライフサイクルコストを中心に海老澤徹さん(元京大原子炉実験所助教授)に、
また生物多様性の観点から 海洋生物と原子力発電所排水熱の関係を 加藤真さん(京都大学大学院地球環境学堂・教授)に、
そして、28年もの間なぜ地元民が反対するのか、
建設地ではどういうことが起こっているのかを20 年間記録し続けている
那須圭子さん(フォトジャーナリスト)にそれぞれお話しいただき、
これらの視点から、
私たちの未来エネルギーのあり方を考えると同時に、
建設予定地の問題が都市生活者の
問題でもあることを共有したいと考えています。

【日時】
6月 5日  土曜日 13:00〜16:30 (開場12:40)
【参加費】
一般:1,000円 (税込) 学生:500円 (税込)
【会場】

シキボウホール 7 階大ホール
    大阪市中央区備後町3丁目2番6号
   ・地下鉄御堂筋線本町駅1 番出口より徒歩2分
    ◆会場アクセス 

【定員】
250名
         【主催】 DAYS JAPAN 関西サポーターズクラブ
        【問い合わせ・
          参加申し込み】

●Tel 090-2386-2219   メール
*準備の都合上、事前にお申込いただけると助かりますが、
当日参加も歓迎です。

共 催 ● 光と水☆プロジェクト
協 賛 ● アジアプレス大阪、大阪YWCA 平和・環境部委員会、
市民社会フォーラム、自由ジャーナリストクラブ、
ストップ・ザ・もんじゅ、ぶんぶん通信♪関西あちこち上映ツアー、
みどり関西 

  
   【講師プロフィール】(敬称略)

海老澤 徹 (えびさわ とおる)
元京大原子炉実験所助教授
専門:中性子物理(定年退職後も継続)
原子力一般、自然やその歴史に興味をもつ。
伊方裁判では軽水炉の工学的安全性について原告側証人。

加藤 真 (かとう まこと)
京都大学大学院地球環境学堂・教授
1957年生まれ。
京都大学大学院農学研究科博士課程修了。専門は生態学。
研究テーマは花と送粉者の共生と共進化、および渚の生物多様性や生態系の保護。
著書に、『日本の渚−失われゆく海辺の自然』(岩波新書)、
『花に引き寄せられる昆虫−花と送粉者の共進化』(共編、平凡社)、
『海のアジア?海のパラダイム』(共著、岩波書店)、
『多様性の植物学1 植物の世界』(共著、東京大学出版会)、
『野生生物と地域社会−日本の自然とくらしはどうかわったか』(共著、昭和堂)など。

那須 圭子 (なす けいこ)
フォトジャーナリスト
1960年、東京生まれ。
1994年から上関原発問題を撮り続けている。
写真集『中電さん、さようなら〜山口県祝島 原発とたたかう島人の記録』(創史社)。          

    
 

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